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**首、肩の痛みはどのあたり?
【肩こり、首の痛み 】
デスクワークやパソコン作業などで長時間おなじ姿勢をとり続けると、首や肩や背中の筋肉を疲労させます。筋肉が疲労して固く緊張し、血行不良になると乳酸などの疲労物資が筋肉中にたまり、凝りや痛みが生じます。
肩こりは誰にでも起きる身近なものですが、重大な病気の症状として現れることがあるため侮れません。注意も必要です。
肩こりは肩から肩甲骨の周辺の凝りです。長時間無理な姿勢で身体を歪めていますので、腕のねじれはもちろんのこと、骨盤や股関節の歪みも引き起こし、こりを生じます。
また足首の硬さやひ骨の下がりも影響します。広背筋が硬くなり腕の脇の肩甲骨を外にひき、凝りを生じることもあります。
時には肩甲骨が前に上がり、肩が前にいき、肋骨が下がることもあります。
ストレスが関係することもあるようです。ストレスで力を込めていると、肩がカチカチになり肩こりとしてでてきます。
これらの症状より肩コリが生じると考えられます。肩こりは首の痛みをも引き起こします。
それゆえ、まずしっかり足首を回し、全身を軟らかくします。ふくらはぎを暖めるのも大事です。
そしてひ骨を微圧方で上げ、膝に負担をかけないようにします。
骨盤のずれはしっかり治し、肩に関係の深い股関節もバランスをとっておきます。
肋骨が下がっている場合は微圧か手を使った反射で治します。肩甲骨の高さも揃えておきます。
それに胸鎖関節の痛みやずれも整えておきます。腕はとう骨が下がっていることが多いのでしっかり確認して
指の反射や微圧方を使って上げます。また腕の回内のねじれが多いので回外に30回位回して腕のねじれをとっておきます。
ストレスからの肩こりを解消するためにはお腹をやわらかくし、暖かくしておくと良くなります。また、仰向けで相手の方に足のつま先を持ってもらい、ゆらゆらと2〜3分ゆらすと肩甲骨間が暖められ肩首が緩みます。
首の痛み、曲がりにくさの場合は上記のほかに後頭骨を両手で包んで4〜5分しますと肩・首が緩んできます。
頸椎を押して痛い所がある場合は痛い方向の反対から軽く押していると痛みがなくなってきます。
寝違えでも首の曲がりにくさと同様にします。また人差し指の中手骨の指側を軽く押さえていると首が緩みます。
【五十肩】
肩関節周囲の関節包の動きが阻害されるトラブルです。
カフ筋(キョッ下筋、キョク上筋、小円筋、肩甲下筋)の異常により腕が挙がらない、回旋しない状態になります。
手が挙がらないからといってそこをすぐに治してもうまくいきません。まず仰向けになり、左右の足首をみます。
足先が内にねじれているー ひ骨が下がっているー 外果の下を抑えると痛いー ケイ骨も内旋している⇒
外果の下を擦る・・・・・腕がじんじんしてくる・・・・・肩が挙がるーーーこんな方法でも治ります
あまり姿勢の良くない人や肩が前に出てしまっている人は、第一肋椎関節を手とうで抑え肩を回すと動きがよくなります。
操体法で挙げて痛いのなら下げる。この時抵抗を与えると動きがよくなります。
またソウボウ筋、肩甲挙筋、小胸筋なども操体法で緩めると腕も挙がりやすくなります。
後頭骨を両手で優しく包んで5分。すると頸が緩み肩が緩んできます。
夜、腕が痛みでうずくような時は薬指の反射を利用して筋肉を軟らかくすると、痛みを軽減することができます。
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