|
**肘痛、腱鞘炎・ばね指の痛みはどのあたり?
【肘痛、】
腕の使い過ぎで肘の骨が微妙にずれたり、周りの筋肉が炎症をおこして痛みます。
まずとう骨の下がりを確認して、下がっているときはとう骨を微圧で肩の方に上げます。
尺骨の周りが痛む時はその痛む箇所と反対側に指を軽く押す気持ちで2〜3分指を当て保持します。
尺骨掌側の上端に圧痛がある時は尺骨とう骨の間が開いているので、尺骨とう骨の間に指を入れ
強く押し、さっと離すことを何回か繰り返すと痛みが和らぎます。
手の甲の手根部の骨が甲、掌側どちらかに変位し、痛みを出していることも多いです。
この時は押して痛い所があればその反対側に指を添えて2〜3分当てて保持します。
【腱鞘炎・ばね指 】
肘の問題と深く関わっているのでまず肘をしっかり治すことが大切です
(ばね指は手の指に起こる腱鞘炎の事を言います)
@まず、とう骨の下がりを確認します。(とう骨の先端のくぼみを
少し強く押すと痛い人はとう骨が下がっています。)
痛い時はとう骨頭を肩の方に軽い力2〜3分押します。
A痛む関節を伸張法で引いて軽く振ります。そうすることによって痛みが軽減されます。
B甲の手首よりの手根骨の辺りを押さえると痛く感じる所があるはずです。これは手根骨が痛い方に変位しているからです。
痛い方の反対側に指を添えて2〜3分当てて保持します。
C痛む箇所に指を挟み軽く力を入れ2〜3分保持します。
**どちらの場合も鎖骨、肩甲骨内縁、胸鎖関節に異常がないか押さえて痛みを確かめてからにして下さい。
前のページに戻る
|